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カムストック第五十二談 「めくるめく日々」 第二週

第一週の続きです。混乱深まる第二週目。ここまでの経緯は一回前の回へ。

二月八日(日)
今日は土日しか集まれないCチームの稽古を久しぶりに見る。
十二月、一月とほぼ稽古に立ち会えてない一番不安なチーム。
この日はいろいろあるので一分も無駄にすまいと思って勢い込んで行くと、
まず開始時間に全然揃わない。
この企画通じて、奈良の人って時間にルーズだと思ってしまった。
っていうか一分一秒でごちゃごちゃ言ってしまう東京の感覚がそもそもおかしいのかもしれない。

結構開始まで待つ。
Cチームの作品「女の戦い」は意外と着々とできていた。
リーダーが地元で劇団やってるヤツなのもあり、稽古計画を一応ちゃんと立ててやっている。
役者が揃わない対策もしっかりできている。

本当にこの点はとても重要だった。
とにかくこの企画の最大のネックは、なかなかメンバーが揃わないってこと。
(結果的に本当に全員が揃ったのは、本番だけだった)

内輪ノリだけになって話が見えなくなっているところなどを修正。
完成に近づいている安心はある。雰囲気も良い。
週に一回くらいしか稽古がないことが、逆に密度濃く、そう追い詰められない空気に繋がっているのか。もっと稽古してる他の班はやはり、なかなかうまくいかないことへの焦りで追い詰められてきていて稽古の空気が重い。最終的に本番に向かうにどっちがいいかは微妙なところだが。

午後になって一時稽古を抜け、東京から来る亀岡、玲実、洋子を奈良駅に迎えに行く。
この三人に加えてこの日は来れない弥央の四名がこのめくるめく図書館のナビゲーターをつとめる。四つに分かれて館内を進むお客さんの各チームのガイド兼リーダーになってフリートーク一本で館内を誘導するのが役目。そして僕が脚本・演出する5つめの完結編芝居には役者として出演することになる。

夕方になってこの日来れる全チームのメンバーと劇団員が初のご対面。
応募して最初に集まった日と同じくらいの人数のメンバーが久々に集う。
あの日以来各チームに分かれて稽古してるので、こうして班の垣根を越えて大勢集うのは久しぶりで、みんな稽古の苦しさから少し解放されてワクワクしてる。
そしてプロの役者(一応…)の登場に興味津津。
実はこんなに集まってくれた人の中でカムカムを見たことある人はほんのわずかしかいない。芝居をほぼ見たことない人もいっぱいいる。

そして初めての5本目の芝居「めくるめく宴」の稽古。
そうこの芝居はみんなが集まらないと稽古できないので、今までずっと先送りされていたのだ。と言ってもこの日も約半分くらい。半分といっても三十人くらいだから狭い稽古場は人であふれかえる。
さらにこの芝居をやる図書館内のゾーンが広大な空間で、大階段がある吹き抜け。全く実寸も取れない上に、そこをイメージして動こうにも、本番で使う図書情報館に未だ行ったことない人もいる。(稽古は全然別の場所で行われていた。図書館は通常図書館をやっているので、当然稽古なんてできない。現地稽古は休館日だけ)

ものすごく“エアー”な状態で、「めくるめく宴」の段取りを怒涛のように作っていく。
実は明日が図書情報館休館日なので貴重な現地練習ができる。今日段取りを作って明日一日で何とか仕上げたいという目論見が僕にはあった。さらに明日は平日なので土日のみのCチームの二十人ほどはほとんど来れないことが予想される。その人達の稽古はもう数えるほどしかできない。まさに“エアー”だろうが、そんなこと言ってられない。ものすごく集中して想像力をフル回転させる。そんな時に玲実とか亀がセリフ覚えてないとものすごく怒ってしまう。まあゴリアテと掛け持ちで大混乱なんだろうけどしっかりしろ、みんなが見てるぞと。

さてこの五本目の芝居は、歌がメイン。カムカムでお馴染みの今村さんが作曲してくれた二曲をまずは先送りしてみんなに覚えておいてもらった。じゃあ一回歌ってみようかってなって三十人くらいで歌うと圧巻。すでに感動。二曲ともとてもいい歌。最初聞いた時は「ん?」って思ったけど、歌い込むとクセになって耳について離れない。今村マジック。

とりあえず明日流して稽古やれるくらいには集団の動きなどできた。
歌に簡単な振付もつけた。
みんな歌って踊るのはとても楽しそう。

恐らく最初はみんなこの日のように、いろいろと動き方などをただ指示されてそれこそ集団で歌ったり、簡単なセリフを言ったりするようなものとして応募してきたんだろう。
それなら責任もなくてずいぶん楽だったことだろう。
まさか自分たちで芝居そのものを作るとは!
そこで背負うものがどんなに重いものか!
という壁に本番の月になってようやくぶつかっているようで、
やはりもっと簡単なものにすべきであったかなと少し思ったりした。

稽古後劇団員交えて飲もうということになったが、
やはり終電組多く、あと車の人も多い。
車の人が終電組を手分けして送っていく。
いまや見慣れた風景。

十時をまわってからの奈良におすすめの店などない。
ワタミで参加者数人とこじんまり飲んで劇団員をもてなす。

二月九日(月)
この日は図書情報館の休館日。
週に一回の現地稽古チャンスである。

今回のこの芝居は、図書情報館という近未来基地みたいな建物の、
かなり言葉では説明しづらい、変な地形を積極的に利用して舞台空間を設定するので、
一つの小さな部屋ではなかなか実際の動きの稽古は難しい。

例えばD班「怖い男」の舞台などは、横長の階段と横長十メートル以上の舞台に五十席が横二列の客席。そしてその後ろにガラス越しに見えている野外の庭園と、現地でなければちゃんとした稽古をやりようがない。

そして現地稽古はこの日を含めて本番前日まであと三回しかない。

五つ目の「めくるめくの宴」に至ってはそれがさらに深刻。
広大なスペースと大階段、そこにうごめく六十人近い出演者。
これを完成させるために僕と劇団員は休館日に合わせて奈良に来た。
この三回だけで何としても完成させなければならない。
東京ナイズされた考えだろうが、そうなると本当に一分一秒を争うのだ。

朝十時から稽古開始。
この時点で東京から弥央も合流。
なかなか集まらなかろうが、劇団員だけでも稽古をガンガン進めていく。

ささっと簡単に流れを決めてしまって、あとはエンドレスに通しを繰り返す。
そのうちに少しづつ人が集まってくる。
その人達を加えて、また通し通し通し。
徐々に作品が見えてくる。
昼ごろには二十人くらいになったろうか。
それが午後にはまた増えて、夕方にも増えて、
最終的に三十人くらいになって、
それくらいの人数がうごめいていると圧巻である。

ついつい普通の演出のノリで「もう一回」と何回も言ってしまうが、
その都度大階段を昇り降りのみんなは辛い。若ければいいが、
七十歳越えた方達がいることも気に掛けず、突っ走ってしまっていた。
六時くらいまでわき目もふらず、ぶっ続けで稽古した。
ここまで八時間。
思えばその七十歳越えの人達は朝一からずっとついてきている。
すごいエネルギー。

今回僕は一度にいろんな年代の人と知り合いになった。
中で七十代、六十代の方達の、ついおばあちゃんと言ってしまう世代の女性のエネルギーに目を見張った。彼らの存在がこの企画全体を最後まで引っ張ったと言っても過言ではない。

人生の先輩方は奥が深い。
そんな大先輩をしいちゃん、とか、あさちゃん、とか、やまちゃん、とか、かこちゃんとか、たけちゃん、とか呼んでため口でダメだししていると、みな一様にかわいらしく聞いてくれる。

そんな先輩方もいて、授業を終えて合流してくる十代の高校生もいて、もちろんその間には本当に様々な人生をもつ様々な世代、職種の人々がいて、さらにはうちの劇団員までいて、そんなバラバラなメンツが僕が故郷奈良、もっと言うと郡山、もっと言うと佐保川からの眺め(僕は実家から図書情報館へ行く時にたまに自転車で行ってたが、その一番の近道は佐保川の堤防をひたすらゆく道。春には桜が連なる道。子供のころに基地などを作りまくった道)をイメージして作詞して、今村さんがさだまさしとコブクロをイメージして作曲した歌を大合唱しているシーンで、何だかひどく個人的に感動して一瞬声に詰まった。

実はこの企画が成功すると初めて思えた瞬間だった。
そしてこの企画の意味の大きさに初めて思い至った瞬間だった。

やってきてよかったと。

つまりやってきてよかったんだろうか?と疑っていた自分がいたってことなんだろう、その時点まで。

さて六時すぎるともう主婦チームは帰らないといけない。
夜活動組はそのまま十時までチームに分かれて稽古に突入。
劇団チームは初の現地スタッフ顔合わせと当日の客の誘導のミーティング。
そう。この客が移動するという点に関しては、全く練習ができないし前例のないことなのでいろんなことが予想がつかない。例えばどれだけの人間がトイレに行きたがるだろうかとか。移動はどんな雰囲気になるかとか。同時進行の芝居が終わる時間がずれたらどうしようかとか。まずこの公演自体トータルの時間も全く読めないのだ。
すべては机の上でのシュミレーションが重要。
現地の舞台監督さんが綿密にシュミレーション。
でもやはり一回やってみないとダメだってことになり、二週間後にリハ決定。
劇団員達もこの日が初の現地入り。
まだ当日のイメージが全くできないようだ。
スタッフさん達もあまりまだ具体的にイメージできてない。
完成形が僕の頭の中にしかない。
朝からの稽古で相当に疲れていたが、言葉を尽くしてしゃべり続けるしかない。

ミーティング終了後は各チームの稽古チェック。
例のDチーム「怖い男」を現地地形でチェックする。
しっかりできている。
さすが経験者揃い。演じるテンションは他チームを圧倒する。
セリフがないのだが、とても演劇的で話もよくわかる。
地形の使い方がかなり面白い。
難点は騒音。
音がこの話の表現の主軸になるのだが、
同時に他チームが上演してると、他チームの音楽やらセリフやらでかなりの騒音になることが判明。
まあお互い様なのだろうが。
その辺の本当の具合は開始時間もきっちり合わせて進行をシュミレーションする日までわからない。

しかしほぼ芝居は出来上がりつつある。
安心。

Aチーム「怪物ツキガセタナモ」もチェック。
ここは一番稽古量が多いのに、なかなか形になってこない。
少し話の内容が難しい。
表現方法も大布を扱って素人には結構難易度が高いものに結果的になってしまった。
でもここは一番年齢の若いチーム。
毎日のように続く稽古や演出変更にも疲れない体力が備わっている。
そこに乗じてギリギリまでこだわって追いこんでいくしかない。
声が出てない。舞台のテンションもまだつかめていない。
そのあたり本番までにどこまでいけるか、やや不安。

この辺でタイムリミット十時。

十二時間ぶっ続けでフル回転。
心底疲れたが心地よい疲れ。
ビールと風呂が本当に気持ちいい。
いよいよ完成が近いという実感に高揚している。

自分でも時々どんだけ?ってほどこのたった一日の企画にエネルギーを注入している。
でもその理由が自分なりに何となくわかり、
それだけ報われるんだという確証のようなものも感じた一日だった。

二月十日(火)
五時起き。
六時の近鉄電車。
七時半の新幹線で爆睡しながら東京へ。
またまた切り替えて「ゴリアテ」の稽古へ。

よりによってちょっと遠くて面倒くさいわりに狭い公民館の部屋が今日の稽古場。
稽古場にて昨日奈良に一緒にいた連中とまた会って、
何事もなかったかのように「ゴリアテ」の通し稽古。
部屋の片隅には奈良帰りの大きな荷物が並べてある。

疲労もピークだが、これまた何回も通し稽古を繰り返す。
なかなかうまくいかない。
怒鳴ることも多い。
栄治郎がすぐに電池切れになることに怒り心頭。
尻上がりに引っ張っていかないといけない役柄なのに、
電池が切れたように後半棒読みになってくる。
聞けばろくに飯を食ってない。
「食え!」と怒るが笑いごととしかとってない。

面白いという手ごたえ未だなく。笑えない。
もっと稽古しなければいけないんだが、
作り上スカッとしないんで一回通すと見てる方も疲れる。
時間はあってももう今日はやめとこうかといって早終わりで帰る。

何より稽古場狭くて疲れ倍増。逃げ場がない感じ。
明日もここかと思うとさらに気が重い。

来週末が本番ってことが段々怖くなってくる。

僕も一度もセリフを完全に言えない…

二月十一日(水)
またまた「ゴリアテ」稽古八時間。
昨日と同じ部屋。同じことの繰り返し。
でも飽きるほど通しができているのはいいこと。
ずいぶん正確になってきた。
正確にやればちゃんとうける。
ただ、やはり栄治郎は電池切れする。
自分のセリフも結構入ってきた。とにかく長台詞
最初と最後だけでてきて長台詞なんだけど、
そういうのって丸覚えするしかないからなかなか…
そろそろ衣装や道具の話し合いも持たれる。
今回俺含めて本当に六人だけだから、
全部自分らで運ぶ段取りから何からやらないといけない。
いつ宅配で送るとかまで、いろいろ。

二月十二日(木)
こんな忙しい最中なんだけど、カムカムミーティング。
午後以降は「ゴリアテ」稽古があるので、
なんと朝九時から。
「アザラシ」に向けて、いろいろとつめないといけないことがいっぱいある。
そしてメインは新人六名と他の劇団員の顔合わせ。
本当ならそのまま飲みに行ったりして歓迎会なんだろうが、
朝なんでそのまま解散。

午後からは「ゴリアテ」稽古八時間。
今日の稽古場は久しぶりに広いのでその解放感もあってノビノビやれてる。
実際の劇場はそれより広い。
ダルマやった劇場だからね。
だいたい実際の動きでやれる。
やっぱり稽古って実際の動きでやれないと乗れない。

新人に会って気持ちも新たになったのかもしれない。

通し三昧。

二月十三日(金)
午後から「ゴリアテ」稽古。この日も比較的広い稽古場でよかった。
衣装合わせ。
衣装着ての通し稽古。
衣装着るとだいぶ面白さあがる。
今回西部劇なんで、やはり衣装の力大きい。
笑わせ方のバリエーションも増える。
一応名古屋のイベントはコントってことなんで、
コント的雰囲気を失くさないように、
衣装を完璧にしすぎることをあえてやめる。
一部稽古靴とかそのまま使用。
思いつきで言ったんだが、それだけのことで笑える空気って変わるもんだなと思った。

ちょっと面白いなって感じに仕上がってきた。

夜になって奈良移動ってことで一人稽古離脱。
ゴリアテ本番に向けて髪を切るには今日しかないと思っていたんで、
時間微妙だったけど髪を切りにいく。その結果新幹線最終に間に合わず。
今日中の奈良移動できず。
明日早くに行くことに。

二月十四日(土)
朝、奈良移動。
またもや爆睡新幹線で頭を切り替える。

午後一は土日活動のCチーム「女の戦い」
先週の反省などを含め、いろんなことを再チェックしながら進めている。
どうしても毎回発生する、前回来てなかった人への変更説明という作業もバカにならない。
実は芝居と同時に各班にはそれぞれに大量作業も割り当てられている。
C班は福耳の大量生産。
その打ち合わせもされている。
最終の詰め段階に入ってる感じが伝わる。
このチームは今日明日と来週の土日で稽古が終わる。
その次本番までは平日しかないので人が集まらず、
一週間手をこまねいて本番を迎えることになるのだ。
残り四回。

実はこの「めくるめく図書館」の本番は一日だけれどマチネソアレの2ステージ。
移動するお客さんはそれぞれの芝居をナビゲイトのチームによって、順は違えど一回づつ見ることになるのだが、やる方は、四チームの客に対して合計四回同じ芝居を繰り返さなくてはいけないことになる。それが2ステージ分で何と一日に8回同じ芝居をやるのだ。20分くらいだとはいえ、それは大変に気力も体力も必要なこと。しかもすぐに次の客が来るので、終わってすぐにプリセット。ほとんど合間に休憩もない。
高齢者もいるこのチームは、本番までに必ずその八回連続通し練習をやっておかないと、もつのかどうかわからないということで、来週の最終日には八回通しをやる予定で動いている。そうなると調整に使えるのは今日を入れてあと三日。

焦る気持ちが高まる僕を尻目に、どこまでも呑気で陽気なのがこのチームの特色。
その中心には「三ちゃん」と呼ばれる七十近いおばちゃん三人組やまちゃん、かこちゃん、たけちゃんのいつの時も芯がぶれない明るさがある。
この「三ちゃん」は本当に何でも三人で行動して離れない。どういう間柄か詳しく聞いてないが、三人の中では情報収集、車運転などなど細かく役割分担がなされているようだ。
応募の最初の段階で応募用紙も何もなく、ただ写真だけを三枚送り付けてきて連絡も取りようがなかったというエピソードからはじまり、様々におばちゃんパワーを見せつけてきた「三ちゃん」。この芝居では死体になって倒れるシーンがあるのだけれど、長い間寝ているとついついしゃべってしまう。シリアスなシーンでも三人でコソコソ雑談して孫みたいな年齢の人に注意されている。まさかこんなイベントだと思わなくて来たんだろうけど、今ではすっかり人気者で本人たちもまんざらでもなくノリノリで楽しんでくれている。見ていてうれしくなる人たち。
この日はバレンタインデイということで、三ちゃんからいちご大福などいただいた。他のみんなからもチョコいただいた。OL層が多いからか、何か大量に入っているお菓子のチョコをみんなでどうぞみたいな裁き方の人が多かった。みんなでワイワイ言いながら食べる。

夜からはAチーム「怪物ツキガセタナモ」Dチーム「怖い男」
結構なレベルで安定しているDチームは放っておいても問題を解決できる。
ということで未だ完成形が見えてこないAチームにかかりっきり。
この日は曲の雰囲気を総とっかえ。
あらかじめ用意してきたサントラに合わせて作り直す。
とにかくつきっきりでやるしかない。

やはりとにかく若い。
自分たちだけで問題を打開できない。
同じ素人でも若いのと若くない人とでは人生経験が違う。
人生経験があれば、切羽詰まった場面での自己表現、局面打開の機会も少なからずあったはず。たとえば結婚式とかね。あれは舞台の主役だから。
だが、この班は全くそういうことが初体験に近い人ばかり。
これでいいのか悪いのか、どうしていいのかがわからないままやっている。
だからつきっきりで何がよくて何がよくないかを根気よく伝えないといけない。
必然演出というよりは授業みたいになってしまう。
でもこの班はそれが一番いい形なんだと思っている。

何度も言うがこのAの話は難しい。
大布とかでの表現も難しい。
しかしこの「怪物ツキガセタナモ」の話は全体の物語の核をなすもの。
作品としての成功はここにかかっているなと思う。

A班の女子からもチョコレートいっぱいもらった。
やっぱり若い子だからか手作り率が高かった。
Cチームとの雰囲気の違いが面白かった。
どちらにも等しく感謝してます。

若い若いといってるが重鎮のようにAチームには「ふくちゃん」というパワフルすぎるおばちゃんが一人いる。声楽の先生でもあるこの人の元気で明るい存在感がやはり若いみんなを引っ張っていってると思う。

どこのチームも、やはりベテラン勢のエネルギーがすごい。
でもそれはそうだ。
若くて何でもチャレンジする猶予を与えられている年代の人がこの企画に応募したのと、年配で家庭も仕事もある方が応募したのとでは、初動段階での踏み込む勇気と好奇心に大きな差があるのではないか。

やはりここへ来たってことは、みんな並じゃないスゴイおばちゃん達ってことだ。

あんな風に年をとりたい。
っていうか、
あんな風な人間になりたいとまで若い連中に思わせるって、
すごいことだ。

つづく

at 03:39, 松村武, -

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