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カムストック第五十一談 「アザラシ発売!!!」

まずは、このコラム大変更新が滞りましたことをお詫びいたします。
新年二回目です。春なのに、すいません・・・。

そんなこと言いながら、なんなんですが、本日は「アザラシ」前売り開始日です!
皆さん、もうお求めになられましたか?

アザラシは、着々と構想が固まってきております。
宣伝などでもう皆さんご存知かとは思いますが、

URASUJIチームメイトより、
花屋のカンジことスタジオライフ岩崎大の参戦が決まりました。
カムカムには意外な顔でしょ。
この美形男子が、カムカム動物園の天然コイン達とどう交わるのか?

彼の加入により、一層アザラシの物語も意外性を増すことでしょう。
今までにない役が増えますよ。
いい意味で自分を裏切れるような気がしてます。

作・演出家の最大の敵は、自己模倣ですから。
ちょっと気を抜くと、僕もすぐに自己模倣に走ってしまう。
常に自分に対する裏切り要素を意図的に紛れ込ませないといけない。
そういうことを気にかける自分の中の政治的担当人格が、
岩崎君への出演依頼ということに繋がりました。
これでアザラシ、どうなるかわからないぞ。

この、どうなるかわからないぞ、っていうのが、
僕の演劇作りにおいて、一番大事なことだなって、
特に人生最大に忙しかったこの二月に痛感させられました。

アザラシは例によって直観的につけたタイトルでして、
そこにこめたテーマやメッセージは最初はありません。
このアザラシという言葉をきっかけにいろんな物語を夢想していくわけですが、
今回、チラシにあるキャッチ、
「BE COOL!地球が熱すぎる!」
ですでにお察しの方も多いかと思いますが、
地球温暖化を話の核に据えてお送りします。

地球温暖化はご存知のように深刻です。
その温暖化していく地球を冷やせ!というCOOLな組織を描きたいと思います。
COOLなというのはもちろん、昨今よく聞くCOOL JAPANのCOOLです。

ちなみに
「BE COOL」というのはカムカムで伝統的に行われているアップゲームの名前でして、
四人づつのチームにわかれて、敵陣のペットボトル(ゴール)を取り合うゲームです。
ここまではいろんな劇団でもよくやられているゲームなので、
あああれかという人も多いと思いますが、
よその座組みで覚えたこのゲームをカムカムに僕が伝えた時から、
どうもうちの劇団員の楽しむ視点がおかしくて、
このゲームは人を押してはいけないとか力任せにゴールを奪ってはいけないとか、
何かと紳士的に振る舞うことが前提になるゲームでして、
常にそれが破られた時に、「冷静に」「熱くならないで」「ケガするよ」とか、
審判になった人が注意し続けないといけないんですね。
その審判の注意がだんだん「クールに」って言う風になってきて、
誰かが「BE COOL」って言い出して、
それ言うのがちょっと楽しくなって、
審判以外も「BE COOL」って何かと連呼するようになり、
ついにゲーム名自体が「BE COOL」って呼ばれるようになり、
ゲームに勝つことよりも「BE COOL」って面白く言うことがメインになり、
それを言うタイミングをもっと面白く広げたいがために、
特別ルールがどんどん追加され、
例えばゾンビが乱入してきてゾンビに触れられると死ぬとか、
栄治郎が汗だくで乱入してきて触られると気持ち悪いとか、
そんな混乱の中でも「BE COOL」でないといけないとか、
ああ、そういえば、先月名古屋で「ゴリアテの首」をやった時に、
カムカムの前の作品がヨーロッパ企画で、
そこの一つのネタで、変な球技っていうのがあって、
妖精が入ってくると目を合わせると連れて行かれるっていうのがあって面白かったんですけど、それと似たようなことですね。
確かゾンビ以外にも何種類かモンスター的な乱入キャラがいて、
審判がテーマ曲をかけると乱入タイムになって、
その曲で何が入ってくるか瞬時に理解して対策を練らないといけない。
そのテーマ曲も今村さんが作曲したオリジナルで、
確か「フロシキ」の佐藤恭子がやった役の携帯の着信音のために作った曲なんだけど、
ボツになったけれど「BE COOL」用の専用曲となって生き残っています。

そんな「BE COOL」
書いててこれ全く伝わらないな、とは思いましたが、
カムカムの稽古は日々、こういうわけのわからないアップにより始まります。

アップと言えば、前回よりアップを劇団員が順ぐりに仕切るという制度があって、
栄治郎が仕切った時のシュールなアップが伝説的で、
坐禅を組まされて、目を閉じて、集中してくださいって言われて、
その間、栄治郎が聞きなれない曲をかけて、
「今日、僕は皆さんに水谷豊の曲を集中して聴いてもらいたい」
という旨のことを延々と話す。
なぜ今、水谷豊に注目すべきなのか延々と話す。
それを僕らは曲を聴きながら、目を閉じてその話に聞き入る。
つっこみとか入れたり笑ってしまうと「集中して!」と怒られます。
そして話の最後に、
その時聞いてた曲が水谷豊でも何でもなくて、
水谷豊をツタヤに借りに行ったけどなくて、
代わりにあった柳葉敏郎の曲だってことが明かされて、
ついにみんなが怒り出して第一ターム終了。

続いて栄治郎のお手本のもと、
脇腹と脇の間の何かわからない部分だけを伸ばすストレッチをちょっとだけして第二タームが一瞬にして終了。

最後に「じゃあ残り時間、野球しまあす」
といって、狭い公民館の一室で、野球ごっこで全ターム終了。

さすがにこの日はこのアップに振り回されて全員心底疲れ切ってしまいました。



何の話してたっけ?

アザラシです。
本日前売り発売のアザラシについての文章です。

全体的に例によってふざけているのかふざけてないのかよくわからないような感じですが、
僕が目指しているようなものは、
ふざけているのかふざけてないのかよくわからないような感じの作品です。

ふざけるっていうことは大事なことですよね。

取り組み方はバカ真面目ですから安心してください。

さてもう十分だという量を書いた時点であれなんですが、
本当に分けて書けばいいのに、ためてためて一気に長く書く。
掃除とか洗濯も同じです。
O型なんですね。

ここからは先月の人生最大のめくるめく日々について書きたいと思います。

ただ、やっぱり二回に分けますね。
今日中に書き終わらないような気がして。
とりあえず前売りの日のうちに上記の文章はアップしておきましょう。

しかしまあ、
この、一回決めといてやっぱり撤回・・・っていうことが日々本当に多いんですよね。
駅の階段とかでよく何回も方向転換してます。
周りの人はさぞいらつくことでしょう。
自分でもいやなところです。
朝令暮改ってやつです。

でも、まあ意地になってある一時の自分にこだわり続けるよりは、
朝令暮改の方がまだいいかなと思うところもあるので。





at 16:26, 松村武, -

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